2013年5月14日火曜日

DVDのパブリッシングについてのアスペクト比の考察

現在、案件でweb配信用の動画の編集と、それを元にしたDVDメディアの納品というお仕事をしております。

で、webでのyoutubeやら、dailymotionやらのweb動画配信サイトは、アスペクト比が16:9のプレイヤーを使用しています。

で、ここで少々厄介な問題です。
DVDの規格上、詰め込める動画サイズは720x480。アスペクト比は16:9ではありません。

”え?ウチのテレビで映画のdvdとか見るとちゃんと16:9になってるよ?”
とお思いの方も多いかと思いますが、コレは実は横に伸ばしているか、上下に黒いブランクを入れる事によってアスペクト比を調整しています。(そもそも映画は16:9よりももっと横幅が長い。)

最近の16:9のアスペクト比のテレビには通常、4:3で作成された動画を16:9に伸ばしたりする機能が普通についててコレは自動調整です。

何が厄介かと言うと、現状やはり販促物としての円盤メディアは実質上DVD一択である事。割と普及して来た感はあるのですが、BDが見られるお家はそんなに多く無いです。
というか、BDで配布したら、多分お客さんにクレーム行きますね。”見れねーじゃねーか、この野郎。”って。
という訳で、プレス用のデータは、720x480で作成するのはマストなのですが、このデータをどう作成するのかと、あと、web用の853x480のデータをどうするかが悩みどころです。

で、色々考えたんですが、結局、次の様な形に落ち着きそうです。
・web用のデータとして、853x480のデータを作成する。
・縦横を黒枠で潰して、DVD納品用の720x480に抑えたデータを作る。
恐らく現状、コレが最も違和感無い感じで収まるんじゃないかなと思います。

一応、納品用DVDが出来たら、ちょっと確認が必要ですが、とりあえずこんな感じです。
以上、自分要メモでした。さて、仕事しよ。