2013年1月11日金曜日

ドローンが作る未来

またしてもTumblrを眺めていたらこんな記事が。

米軍が開発を進める対潜無人艦「ACTUV」



要するにUAVの海版な訳ですが、自立型ってのが新しいですね。

UAVはその登場からあっという間に普及して、今では中東近辺でバンバン人を殺したりしてる訳ですが、もし撃ち落とされても人が死なないしかなり一方的な兵器な訳で、こんなのがブンブン頭上を飛び回っていたら、大層ヘコみます。

一方UAVは平和利用も検討されていて、
アフリカ向けUAV輸送網の提案/CNRP製の風力タービン開発/大規模太陽熱発電施設EnviroMission
こんな記事を見つけて、確かにコレは随分良い案だよねと思ったりしています。が、アフリカなぁ。コレやった所で経済合理性があるかはちょっと疑問ですし、でもアフリカ位しか現実的に出来そうな地域も無いですし、課題は多そうです。

最近のUAVは作ろうと思えば個人レベルまで落ちてきそうな勢いで、まだ日本では見かけないんですが、アメリカだと自作UAVが登場しています。


ラジコン飛行機に限りなく近いんですが、ある程度の高度まではマニュアルで動かして、あとはGPSによるプログラミング航行で動くという優れもの。確かにこれはちょっとした輸送なんかに活用できそうなんだよなー。

なぜこんな事が可能になっているかというと、
Arduinoの亜種であるArduiPilotというドローン作成に特化した物がありまして、
こんな感じの編成で、ラジコン飛行機に組み込みます。いやー、コレ楽しそうだなー。

やはり、ホビーレベルだと長距離の無線通信機能が法的、技術的に搭載出来ないのがネックになってるんですが、恐らく近いうちに解消されるかなーと思います。

また、アメリカの気違いホビーとして、ロケットにスマートフォンを積んで、制御に使うってのもあります。確かにAndroid搭載のスマートフォンならば、処理速度があり、コンパクトで無線(3G)通信機能もあるし、カメラもあるし、もうちょっとセンサーが付けば人工衛星みたいな物かもなーと思ったりします。


PhoneSat Rocket Launch Documentary from Ben Howard on Vimeo.

AndroidはADKというライブラリを使用して、外部デバイスを制御したり出来るので、ちょっと極端ですが、こんな使い方も出来るんですよねー。

そういえば日本が誇るドローンとして、
世界に先駆けたこんなのがありますよね。実はAsimoさん、量産が軌道に乗った暁には軽自動車よりも安いらしいです。という事は、もし仮に軍事利用された場合、人間を現地で運用するよりも低コストに出来る可能性を孕んでいます。Asimoで組織された軍隊、超コワイです。戦術データリンクの活用で、前線は10式戦車とASIMOで組織された隊。マトモな神経だと多分逃げるしかないよなぁ。だって死なないんだもん。
 マジで戦争の形を変えるインパクトのある兵器だと思います。コンテナをイキナリ敵地に投入しても物的損傷で済むんだもんなぁ。で、カウンターとしてEMP兵器の研究が進む訳ですね。わかります。

まぁ、今の所、軍事利用が主な訳ですが、UAVの普及速度から推測すると、民間での有効活用法が見つかればあっという間に普及するような気がします。なるべくなら平和利用の方でお願いしたいです。

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