2012年9月13日木曜日

BCD2000

かつて、Tractor Proでシコシコ自宅DJをしていましたが、どうもフィジコンに高いお金を出す気にはなれず、

「そんなもん、人間の方を最適化すりゃいいんじゃーい!」

とか言いながらキーボード操作で何とかだましだましやっていたのですが、フェーダー操作だけはいかんともし難いんですよね。あとツマミ。
安く上がる方法を色々考えた挙句、Behringer BCD2000とかを安く買っては見た物の、これが大失敗。
ツマミがいっぱいあるし、安いしいいかなーとか思ったら、早いクロスフェーダー操作をすると、ソフトが追随出来ず、認識しなくなります。こうなると再接続しないともうダメ。全く使えませんでした。厳密に言うと早く動かさない様に慎重に使えば使えない事も無いかも知れません。

憶測なんですが、恐らく、USB-MIDIのハード側で、信号を一旦ロストしてしまうと、フリーズするという仕様なのかと思います。多分、フリーズしないフィジコンとかはその辺きちんと考えられてるんですよね。

ですが、ハードだけの所為なのかちょっと疑わしいと思うのが、一応BCD2000はAblton Liveの操作では落ちないのです。なので、ツマミがいっぱい有るのを利用して、Liveでのシンセパラメータとかエフェクトパラメータ弄り用として、現在活躍中でございます。
ちょっとデカいし、作りもパカパカしてるんですけどね。ツマミの多さだけは自慢できる感じです。

一応、windows環境だとオーディオインターフェース兼用で使えるんですが、macだと有志が作ったmidiドライバしかありません。多分この辺が怪しいんだろうなー。
Macで使えない為、人気が無かったのか、たまにオークションでビックリする値段で出てたりします。が、作りがペラッペラなので、中古のタマもあんまりオススメ出来無いかなー。一応、後継機のBCD3000はmacでオーディオインターフェースとして使えるみたいです。安いのでコスパは非常にいいですね。
てか、PCDJのフィジコンにお金あんまり掛けられないです。だって高いんだもん。

2012年9月12日水曜日

Audio4DJの使い方アレコレ

4in-4outが使えるので、これが有ればこんな事ができるかもねっていう提案です。

1,Send-Return的な使い方

DJソフト向けのAudioInterfaceなのですが、Lineレベルの入力機器であれば、普通に使えます。で、DAWのアウトを一つSendとして利用して、エフェクトを掛けて、Returnに戻せば、いいんじゃね?の使い方を考えました。

具体的にはこんな感じ。
何らかのDAWで、A-outに再生トラック。B-inが録音トラック。上記の様な接続にしてあげて、 monotribeのAudioINをエフェクター的な使い方をする方法でやれば、スライス、フィルターを掛けた状態で、Bchにトラックを録音出来ます。
上記はTractor向けのセッティングでiphoneはDAWとのシンクをする為にkorgのiphoneアプリで同期を取ります。
DAWの場合は、A-chのアウトからシンク信号を出して同期してあげればより簡単かも知れません。
あと、Ach,Bchともにステレオなので、send-returnがモノラルで良い場合は2系統使えるという何ともお得な仕様です。
monotribeは一例でboseのマルチでも何でも良いし、今流行のrmx1000なんかだとドンピシャなのかも知れません。

ちなみに一つ注意として、B-outはヘッドフォンアウト兼用なので、この使い方だとmonotoribeへの戻しとしては、使わない方が無難かも知れません。

2,モニター系統の分離

使い方あれこれって書いたからにはネタが一個だけって言うのも心苦しいので、もう一つ。mixの時にA-outをマスター出力に使用して、B-outをチャンネル出力にするという方法です。こうすれば、外モニターはトータルのmix。ヘッドフォンで各チャンネルを確認っていう使い方が出来ます。って、あれ?これ割と普通の使い方?

アレコレって書いといて二個しか出なかったですが、参考になりましたでしょうか。
現行だと、audio6とかaudio10とか出てますので、もっと高度な使い方が出来るんでしょうね。

Audio4DJ考察

随分前に、tractor proが激安でアップグレード出来るとのキャンペーンに釣られて、Audio 4 DJを買いました。 Native Instruments AUDIO 4 DJ

バスパワーで動作するAudio Interfaceは初めてだったので、重宝するかなーと思ってたんですが、なんだか入力レベルがラインレベルでは過大入力で、使えねぇなあと思いながら、ラインでPCの音を出したい場合だけ持ち歩く感じでした。(ラインアウトは普通に使えた。)
割と無駄な買い物したなぁ。けど、筐体の質感や出音自体は良いんだよなぁ。Audio Kontrol1でも買い直そうかなぁ。と思っていた矢先です。 別件で調べものをしていたら、驚愕の事実が発覚です。

 *当製品はソフトウェア経由でインプットレベルの変更が可能です。 

 な、なんですとー! 

 という訳で、早速やってみました。アプリケーションフォルダからNIのソフトを探すと”Audio 4 DJ Settings” ってのがありましたよと。 ちなみに環境はmac。多分winでも同じ。

んで、左下のinput modeを使いたい奴に合わせるだけ。ヘッドフォンレベルだとphonoの0dbくらいで丁度いいです。デフォルトだとVinal controlになってます。これが入力おかしい原因だったんですねー。

これで、iphoneやmonotribeやDS-10からPCに手軽に録音出来る環境が整ってしまいました。入力4CHなので、シンクしたDSからの録音とか余裕です。

今までなんと無駄な使い方してたんでしょうか。このサイズで、ガンガン持ち歩いても壊れなさそうな筐体で、バスパワー動作なのは結構魅力的です。余計なinとかmidiとか付いてないのも良いです。キャノン入力出来るとどうしても筐体デカくなっちゃうしね。

てか、この製品、オークションでも殆ど見かけません。あんまり売れなかったんだねー。
案外使い易いので、安く売ってたら検討の余地はありますよー。