2012年12月31日月曜日

Automatorを使ったお手軽ファイル変換

Automatorを使った超お手軽なファイル変換の使い方です。
サイズを変えなくていいからpngをjpgに変換したいって事ないですか?
僕の場合ちょいちょいあって、一々fireworksとか立ち上げてバッチ掛けたりしていたのですが、Automatorでもっとお手軽に出来る方法があるのでご紹介。
フォルダアクションを作成して、下記の通り”イメージのタイプを変更”でJPGに設定します。これだけ。あとはこのフォルダにpngを放り込めば、中にJPG画像が生成されます。
お手軽でしょ?



他にも動画を弄る時に、mpeg4とかだと、編集ソフトの負荷がやたらと高かったりするので、作業前に一回MOVに変換してたりします。こういう作業もフォルダアクションで一発です。


こういった定型作業は一旦つくっておけば、割とサクサク作業出来るので、オススメです。
5分で出来て、時間短縮効果が大きいので、トライする価値は十分あると思います。

2012年12月30日日曜日

物理メディアって結局無くならねーんじゃねーの?

先日のブックオフでCDが安いよっていうエントリに関連して。

今年2012年は、待望の日本版kindleストアが登場など、前々から言われていた”電子書籍元年”がついに現実の物となった一年でありました。

で、10月にオープンで12月にやっとこ端末が出そろった状況で、思う事が幾つか。

結局、電子書籍はCDメディアと同じ様な感じになるのではないだろうか?


現時点でCDは衰退してます。でも、CDというメディアがいつかカセットテープの様に絶滅するかと言われると結構疑問です。理由は幾つか有るのですが、結局、パソコンを持っていない層が居る限り多分無くならねーんじゃねーかなと思います。但し、採算が取れなくなってプレイヤー(再生する機械の方ね)の入手性が著しく下がったりする可能性も否定出来ませんが、一応相当普及したメディアフォーマットなので、まだまだ大丈夫な気がします。レコードプレーヤーもまだ生き残ってるしね。それに、今まで流通した分が膨大なライブラリーとして機能するので、プレイヤー市場はある程度安泰なのでは無いでしょうか。で、あくまで予測なんですが、データ形式での流通が増えるに従って、相対的に物理メディアの流通数が抑えられてしまい、ある時点から物理メディアの希少性が高くなって行く傾向が出てくるんじゃないかなーと思ってる次第です。データのみの流通ってずっと残ると思いがちですが、100年スパンの長い目で見ると実はそんなに信頼出来るもんじゃないんじゃないかなーと思ってたりします。その点物理メディアは再生ハードさえ有ればいいんで、割と信頼性高いんじゃないかなと思います。

さらに、紙メディアに関しては再生ハードは不要です。なので、実は紙メディアの方が長期保存に向いてるんじゃないかなーと思ったり。

まずは文庫本から無くなる。


今日、本屋行ってビックリしたんですが、既に文庫本コーナって縮小してるんですよねー。本屋って案外動きはえーんだな。でも言われてみれば、青空文庫でタダで読めるのに文庫で500円とか取ってんだもん、そりゃそこのスペースいらんがなって話になりますよね。
文庫本ってのは基本的に廉価版なんですよね。文庫でしか出てない本ってのはそれ相応なんですよ。
で、本当に好きな本ってハードカバーで欲しいじゃん?いらない?読めりゃ良いってんなら電子書籍で十分だし、ホントに好きならハードカバー買えば良いじゃんで、電子化で一番影響受ける所が文庫なんでしょうね。
という訳で、文庫から先になくなるんじゃないかなーと思ったりしてます。あと、新書とコミック。

多分、今は移行期間


電子書籍は売れないとか何とかっていう言説を良く目にしますが、それってプラットフォームとして未熟だからじゃないかなと思ってます。なので、プラットフォームが成熟するにつれて、電子書籍自体の売り上げは伸びて行くんじゃないかなー。でも、書籍全体の売り上げ自体は変わらないと思うので、そうなると一番割りを食うのが町の本屋さんだったりします。町の本屋さんが潰れたらやだなーと思う方は、是非、アマゾンでポチらないで、アマゾンで検索した欲しい本を町の本屋さんで注文する習慣をつけて下さい。

便利さには勝てない。


さっき言った事と矛盾するんですが、確かに電子書籍とamazonは便利です。便利すぎます。
はっきり言って本屋さんに出かけるよりアマゾンで買った方がコストも安いし、全然いいんですよ。
大きな流れとしては、出版社は移行期間で一旦落ち込むけど、電子化に上手くシフト出来れば現状は維持出来る。
文庫とコミック、新書を扱っている出版社は電子化の恩恵が大きい。というのは恐らく既定路線です。
で、割を食う本屋さんなんですが、努力次第では目があると思います。
その努力なんですが、結局、どれだけレコメンド出来て、顧客の信頼感を得られるかじゃないかなーと思います。
現状でもハズしてない本屋さんには頻繁に様子を伺いに行きますし、実際手に取って内容を見られるのは大きいです。
本屋さんの無い町って、ちょっと悲しいじゃないですか。なんでユーザーもちょっと意識する必要もあると思うし、本屋さん自体にももっと魅力ある店舗作りをしてほしいんですよね。


ウチは親父の教えで”本屋に言ったら手ぶらで出てくるな。”と言われて育ったので、応援する意味でも何か買って帰りますよ。なので、とりあえずハヤカワのSF文庫だけはなくさないで下さいおねがいします(こないだ無くなってて愕然としました。)

2012年12月29日土曜日

Automatorでファイルのリネーム

フォルダアクションでドロップされたフォルダ内のファイルに接頭語を付けるAutomatorです。
まず、フォルダの内容を取得して、変数”記憶装置”に入れます。で、ココがキモなんですが、記憶装置に入れたら、その流れを下に配置した”テキストの入力を求める”に結合させない事。
これを結合させてしまうと、なぜか”テキストの入力を求める”の欄に自動的に変数”記憶装置”が入ってしまいます。
Automatorを使う上でのお約束みたいなもので、変数を入力したら、一旦流れを切ると良いみたいです。

で、ここから下はテキストの入力を求められたら、そのテキストを接頭語として、ファイル名にテキストを追加しています。

実際の動作としては、アクションを設定したフォルダに、画像の入ったフォルダをドロップするとダイアログが出て、ダイアログに入力したテキストが、フォルダ内のテキストに接頭語として付与されるという簡単な物です。 まずは基本という事で、紹介しました。

恐らく次もAutomatorの話題です。

2012年12月28日金曜日

Automator再考

一時期ちょっと使ってその重さに辟易して暫く使用を控えていたAutomator。
最近、僕の中でまた再評価する出来事があったのでそのメリットについて語りたいと思います。

スクリプトなどでは無く、Automatorを使う大きなメリットが3つあります。
・定型だけど少しだけ判断が必要な作業に強い。
・コマンドラインを使わなくても良い。
・開発(って程でも無いけど)が早い。
これらのメリットを順を追ってみてみたいと思います。

・定型だけど少しだけ判断が必要な作業に強い。


 先日頂いた案件で、CMS上で画像管理の際、フォルダを使用上分ける事が出来ないという事態に遭遇しました。
手元にはフォルダ分けされた大量の同名で内容の違う画像ファイル。
さてどうしたもんかなーと思ってたのですが、ここでフォルダアクションを使用したAutomatorが活躍しました。
フォルダに画像を放り込むと、ダイアログが出て、そこに入力した値を接頭語として一括で付けてくれるという物です。
スクリプトで書いても良かったのですが、恐らくもう使わないだろうし、何より早く出来そうだったので、こんな感じになりました。このフォルダアクション自体はテスト含め10分程度で動作して、直に編集するよりも余程作業が早かったので、重宝しました。
考え方自体は他にも応用が利く様な気がしています。

・コマンドラインを使わなくて良い。


上記の様な作業を人に振りたい事ってありますよね。スクリプトで作っちゃうとコマンドライン叩ける人にしか安心して振れないんですが(実際はそうでもないんだけど、ちょっと不安)フォルダアクションまで落とし込めれば、小学生にも任せられます。これって実は結構メリット大きいんじゃないかな。

・開発が早い。


さんざん言われてるんですが、Automator自体は複雑な事をしようとすると大変です。
でも、簡単な事をサクッと作るのは結構向いています。
特に人間の目で判断してコンピューターで処理し易い様に加工するなどは割と得意なので、データの下処理など重宝します。
単発の作業でなく、工程の一部として上記に挙げた様な物を作って、人での作業を減らす事が出来れば、ミスも減りますし、誰にでも出来るので良い感じなんじゃないかなーとか思ったりしています。
スクリプトなどと住み分けて組み合わせる事でさらに威力を発揮するので、これから積極的に活用して行きたいと思います。

という事で、次からAutomator関連の記事を幾つか挟んで行く予定です。

2012年12月27日木曜日

iPhone5でのデザリング設定について

いま、仕事で主に使っているPCが2台あって1台がMacbook Air"11で、もう一台はちょっと古い白いMacBook(2009)なのだけれども、白MacBookの方は入れている環境の関係から、OSが10.6.8と若干古めでの運用になってます。

白Macの方は最近あんまり稼働してなくて、特定用途(動画編集、音楽編集など)は容量があってビデオチップの性能が良くてメモリが潤沢に積んである白Macでの作業にしています。

で、ここからが本題。

最近AUのiphone5にして、2台持ちだった携帯が1台に出来て、モバイルルーターともおさらばだぜーと思ってたら、どうもmacOSのバージョンが古いと、iphone5を繋いでもインターネット共有してくんないんですよねー。
多分、ケーブル接続不可。で、wifiもそもそもデザリングしようとしないので中々うまく行きませんでした。
色々試行錯誤した結果、以下の感じに落ち着きました。

bluetoothからの接続であれば、iphone5のデザリングが使用出来るよ。

まずは、設定メニューから”インターネット共有”の項目をオンに。


MACからbluetoothでiphoneに接続します。


ちょっと厄介なのが、ケーブルを刺したときだけ、wifi経由の共有もしくはbluetoothの使用を聞かれるんだけど、これで一旦ケーブルのみの接続に設定してしまうと、次にこのダイアログが出て来るまで、bluetoothでの接続を行っても共有が出来ないので、出先でケーブル忘れてしまって、iphoneにbluetooth経由で接続したい場合など結構困ります。結論としては、”ケーブルは常に持ち歩け”。あとwifiでの接続はあんまりオススメしないかなー。周りから丸見えだしね。デフォルトだと名前とかモロばれですんで。


そんな感じで、一応快適な通信生活を送れる感じです。という訳で、月額¥1,400程度で寝かしてあるポケットwifiとはそろそろおさらばかなー。って感じです。てかパンテック製の端末なんでマジ出来悪いんでイライラするのです。