2014年1月31日金曜日

K君の話


友達に”K君”という人が居て、K君は僕が今まで生きて来た中で出会った人の中ではトップクラスのバカで、どういうバカかというと、仕事で車使うのに全然平気で飲酒運転とかしちゃうし、それでオマワリサンに捕まって、免停になっても平気でクルマ乗っちゃう感じのバカです。(※たとえ話です。)

飲みながら話をした時に、あんまり反省してないっぽかったので、ちょっと今までに会った事のないタイプの人だなあと面白く観察しておりました。
非常に愛嬌のあるキャラクターで、コンプアライアンスの概念が欠落している所を除けば非常に面白い男で、皆に愛されております。
そんなK君は30代も中盤。結構いいオッサンです。で、K君と仲良しなM君というのが居ます。
M君はまだ20そこそこ。見た目はまぁ、ヤンキーです。黒地に金の刺繍の派手なジャージ上下で見かける事が多いです。僕は最初結構偏見持ってたんですが、これが見た目に反してすげー良い若者で、もの凄く純だしモラリストだし仕事もスゴくマジメに取り組む好青年です。

K君とM君はスゴく仲が良くて、お互いの家に入り浸ったりしてます。例えるなら、まるで大学生のツレ同士が仲良くしてる感じの付き合いです。
K君は色々バカだけど、僕がK君の事を一目置いてるのは、年齢が一回り以上離れた人とも全然フラットに付き合える事。
自分に置き換えて考えてみると、10以上違う人って以外と共通の話題が無かったりするんだよなーと。お互いの家にふつーに行き来するレベルまで仲良くなるのって、自分の中の相手に対するハードルをもの凄く下げないと出来ない事な訳で、多分K君が愛されキャラなのは、誰に大しても抵抗無くハードルを下げられる所にあるのかなと思ったりします。コミュ力が高いってこういう事なのかな。

でも二人は、客観的に見ると田舎のフツーのDQNなので、”身内にはスゲー甘いけど外野には異常に排他的”という特徴があります。共通の知り合いの紹介とかだと一気に身内扱いですが、そうでないと、ただのDQNです。なんなんでしょうね、この傾向。

さておき、後生畏るべし。という言葉がございますが、M君に限らず、最近の知り合う若い人は良く出来た人が多いです。自分に当てはめてみて、俺20の時こんなしっかりしてなかったよーと思う事しばしばです。なんというか、着実に前の世代からの失敗から学んでる感じがします。例えば意外と結婚が早かったりしてね。こういう所は逆に色々学ぶ所が多いなと思う事しきりです。

最近、この二人には会ってないんだけど、ふと思い出したので。K君元気かな。

0 件のコメント:

コメントを投稿