2009年11月12日木曜日

知的生産のススメ

最近目につくエントリーで、日本は生産性が諸外国と比較して悪い。欧米のワークスタイルは非常に生産性が高く、勤務時間も短いため、ライフワークバランスが非常に取れている、と言った趣旨を良く目にする様な気がしますが、日本の生産性の低さはネットでついつい遊んじゃうからじなんじゃない?とか思う今日この頃、如何お過ごしでしょうか。

もうちょっと突っ込んで話をしますと、周りをパーッと見渡してみて、どうも明確にアウトプットを出す仕事を日本人は嫌っているんじゃないかなという、気がしてならないのです。というのも、ある程度偉くなると、判断、管理などの方向に仕事を持っていき、面倒くさい実務事は下に振るというワークスタイルが割と一般的なんですが、きちんと責任を取らないマネージメント層は実質上ただのコストセンターなんじゃない?とか思ってしまう訳で。
で、社会人口的なバリューゾーンがこぞって、この様なワークスタイルであれば、そりゃ生産性低いよね、みたいな。
昔はね、情報収集に特殊なチャンネルが必要だったりして、それだけで仕事として成立し得たんですが、もうそういうレガシーな所にお金払うのヤメにしない?とか思います。実際特殊なチャンエルはまだ有るので有効な所だけ生かしておきませんかという提案。

で、余ったリソースは何をすべきか。ここが今回のミソ。
そのリソースで、きちんとナレッジを集積してシステムとして販売するってのが、どうだろう?とか思っています。ですが、そもそもそういうシステムの売買ってあんまり日本の企業社会には馴染んでないですよね。企業の上の方の考え方としては、非効率でもそういうのは自社で育てていくもんだという事なんでしょうか。
私見ですが、日本の旧来型企業は、役目が終わった人を長く飼い過ぎです。昔実績を挙げたからとか、そんなの関係なくて、今この瞬間にもコストが発生しているという認識を持って、新しい仕事に果敢にチャレンジして頂きたいなぁと思います。
それがひいては、国際競争力の向上とかに繋がるんじゃないの?

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