2013年2月27日水曜日

タッチとポインティングデバイス

iPad、快調に使っております。まだ環境構築の域は出ないですが、マジで大体の事が事足りる感触を得ています。

で、思ったのが、iPhoneとiPadはタッチ操作の概念というか使い方に大きな差異があるんだなと言う事。iPhoneはあまり何かを積極的に編集させたり、細かい操作を要求したりはしない操作系で統一されてる感が有りますが、iPadだとキチンと作り込める系のアプリが結構あったりして、それらを触っていると、タッチでポインティングデバイスの代替をさせてるという感覚を得ます。

そういえば、ある段階からPCには何かしらのポインティングデバイスが操作のメインとして活躍していますが、やっと次の段階を模索し始めた感じといった所でしょうか。
マウスもトラックボールもタッチパッドも、なんやかんや20年位かけて今の使い勝手を獲得したので、それらと比較するとタッチ操作系の進化はまだまだコレから使い易くなるのかなって気がします。

そもそも特性も違います。まず指が視界を遮るとか、タッチはマウスなどに比較して、精度が良く無いとか現状をそのまま移行するには超えなければいけない壁が結構あるんですが、マウスにホイールが付いた様に、補助的な何かを媒介にして、格段に操作性が上がる可能性はあるんですよねー。最近気になっているのは、タブレット用のペン。
実はちょっと増えてきましたよね。使い勝手の良さそうな奴。
通常の操作は指で、精度が必要な場合はタッチペンなど使い分けることを前提に出来ると出来る事が増える様な気がします。この辺りの使い分けを想定したアプリとか出て来たら新しい感じはしますね。

あとゲームはタッチ操作は死ぬ程やりにくくて、基本誤操作が常に許容範囲を超えてるんですが、これはコントローラーの文脈でゲームを作るからなんでしょうね。ゲームの基本骨格に操作の精度を要求されるから、破綻するんじゃないでしょうか。
実際、麻雀、将棋など操作精度がゲーム性の骨格を担っていない物は結構快適に出来ますからね。
というか、ゲームコントローラーはイイカンジの制約として機能してたんですよねー。
コンピューターに読み取り易い形での入力系統というか。この辺はWiiで感じた事なんですが、アナログな自由度の高い入力系統は操作の精度を出しにくいので、快適な操作感を得る為には結構なチューニングが必要なんですよね。
 DSも結局タッチペンよりもコントローラーの方が頻度高かったりしますし。

となると、iOSのゲーム分野はまだ開拓の余地がある様な気がして来ました。

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