2013年1月12日土曜日

新型ゲーム機がラッシュなのはなぜか。

Kickstarterにて、出資を集めた Androidベースの新ゲーム機「OUYA」。2013年春の発売らしいです。

他にも
NEOGEO X GOLD SYSTEMとか

Nvidia PROJECT SHIELD とか





Steam Boxとか。
(概要は良く読んでないので分かりません。PC?)


ここへ来て新型機の開発ラッシュです。
これは、OSとしてAndroidが採用可能な事と、kickstarterなどの資金調達の方法が普及した事が一例として挙げられるんじゃないかなと思ったりします。
実際、AndroidはOS~開発環境まで相当普及していますし、各種デバイスも廉価になり、そこまで体力の無いメーカーでも開発出来る所まで落ちてきました。

でも、ゲーム機ビジネスの歴史を紐解くと恐らく殆ど生き残らないんでは無いかと思います。ハードが開発出来た!性能も十分だ!さあ売るぞ!売れるぞ!で市場に切り込んで爆死したメーカーは結構あります。当時に比べ、ソフトの互換性、ソフト販路の問題、ハード販路の問題など幾つかの事情は大きく異なりますが、ゲーム機ビジネスの本質は、囲い込みによってシェアを取り、利益を上げる土俵を整え、ソフトメーカーに参入して貰い、勝ちのスパイラルに持って行く事です。勝ちはユーザー増加のスパイラスに乗れるし、負けはシュリンクして行く一方なので、構造的には1社しか勝てない様になってます。

然し乍ら、ゲームハードがシノギを削っていた時代とは事情が違うという所に賭けてみたい気持ちも凄く分かるのです。この中で、一番未来を感じるのは、実はネオジオだったりします。膨大なソフト資産の活用。これをもっと何とか出来ないかなーと。このマルチプラットフォームで、珠玉混合のゲーム業界の中で、新規でやる価値のあるゲームがどれだけあるかと。それに比べると思い出補正は相当強いですよ。
そして、流通しているデータはあるけど、既に開発環境が失われてしまって、複雑すぎてリバースエンジニアリングも出来ない物を掘り起こして頂きたいです。

やっぱり選択肢が多いのは嬉しいですね。各社頑張って頂きたいと思います。


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